髪の毛の豆知識:ヘアサイクル編

髪の毛の悩みというと中高年の悩みと考えがちですが、若い人の間でも薄毛に悩む人は増えてきています。実際に薄くなってしまったのか、あるいは身だしなみとして気になるということなのかはっきりしませんが、いずれにせよ髪に対する関心は高まりつつあります。健康な頭皮を育てるために毛髪の周期を知っておきましょう。髪は一定の期間で生え変わり、これをヘアサイクルと呼んでいます。正常なヘアサイクルはおおよそ2年〜7年とされています。成長期間は毛が太く長く成長し、この状態が2年〜6年程度続きます。成長がストップすると、毛は抜け落ちていきます。一人あたりの 一般的な本数は10万本ほどあるとされており、その中の1割程度は休止状態にあります。そのため、1日当たり100本くらいまでの抜け毛は正常範囲だといえます。しかし、100本以上大量に抜けたり、抜けた毛の中に細い毛が多い場合には、ヘアサイクルが短くなっている恐れがあります。この場合、毛が細いまま成長を止めてしまうので1本1本の毛が細く、地肌が目立ってみえてしまいます。 サイクルの乱れはホルモンバランスとかかわりがあるといわれていますが、日常生活とも深いかかわりがあるといわれています。太い毛を育てるためには過剰なストレスを避け、十分な睡眠をとることが重要です。また、アルコールやたばこも控えたほうがよいといされています 。また、栄養を十分摂り、頭皮を清潔に保ちましょう。

 

薄毛の仕組みと原因

若くして薄毛に見舞われるほど人間の自尊心を奪うものは他にないでしょう。薄毛を隠すために帽子をかぶったりニット帽をかぶるなどして覆い隠せればまだいいですが、サラリーマンなどは毎日スーツ姿でそのようなものを被ることもままなりません。これらの症状を少しでも改善するには、まずその原因を徹底的に洗い出す必要があるでしょう。まず最初に挙げておきたいのがホルモンのバランスによるものです。男性ホルモンの分泌が多くなると髪の発毛周期が短くなり、成長しないまま抜け落ちてしまうのです。これはAGAとも呼ばれ、医師によりこれを治療する飲み薬なども処方されています。

 

これ以外では生活習慣を原因とした薄毛が多いです。たとえばアルコールの摂取は肝臓に負担を与え、肝臓から分泌されるタンパク質が減少することで頭髪の成長を妨げてしまうことがあります。喫煙によるニコチン成分が頭髪の毛根近くを通る毛細血管の血流を急激に変化させることにより頭髪に悪影響を及ぼします。

 

そして現代人の大敵であるストレスも大きな影響を与えます。仕事やプライベートでの人間関係や失敗などを心理的に抱え込んでしまうことによって血流が滞るようになり、それが原因で頭髪に栄養が行き渡らない状態に陥ってしまうのです。これに加えて、運動不足や睡眠不足といった習慣もトラブルの元です。睡眠不足は新陳代謝の不全をもたらし髪への栄養を不足させ、運動不足も血液循環が滞りがちになります。これらを原因にして薄毛が症状を加速させていくのです。